【コメ安くならない あるスーパーのコメ価格】備蓄米放出後に進む「コメの価格二極化」

雑記

最近のコメはあまり安くなってないですよね。
むしろ2極化して落ち着いている印象です。なんででしょう?
新米が流通して、安くなるのでは無いの?

数か月前は2000円付近の備蓄米が店頭にでてましたね。
整理券取って購入し、激戦を勝ち抜いた充実感あったことが懐かしい。
コメは新米が出て増えたのではないの?

二極化するコメ市場

結果として、安いコメはある程度抑えられるが、高い米は下がらないという「価格の二極化」が鮮明になりつつあります。

以下が近所のスーパーのコメの価格です。
5kg価格で平均が¥4236円、最高値¥4980円、最安値¥3225円

ブランド米がほとんどで、唯一外国産米が有りました。
新米が出てもほとんど変化が有りません。

銘柄 5キロ価格
1 A ¥4,980
2 B ¥4,580
3 C ¥4,480
4 D ¥4,399
5 E ¥4,380
6 F ¥4,299
7 G ¥4,280
8 H ¥4,280
9 I ¥4,280
10 J ¥4,180
11 K ¥4,180
12 L ¥3,999
13 M ¥3,999
14 N ¥3,999
15 N ¥3,225
ave. ¥4,236
max ¥4,980
min ¥3,225
P-P ¥1,755

安いコメ

外国産米やブレンド米を中心とした「安いコメ」は比較的安定した価格で供給されているようです。
この層の価格は5kgで3,200円程度。

外食チェーンや弁当業者などが使う業務用米が中心でしょうが、家庭用にも十分需要あります。
スーパーでも先に購入されて無くなっていきます。

高いコメ

一方で、魚沼産コシヒカリやゆめぴりか、有機栽培米といったブランド米は依然として高値を維持しています。
こちらは5kgで4,000〜4,500円程度で高止まりの傾向です。
生産コストの上昇に加え「高品質」「希少性」という付加価値もあるためでしょうか。
それぞれのブランド米に推しもあるため、この価格でも需要は減らない予想します。

消費者への影響

この二極化は、私たち消費者の選択にも影響を与えます。
中間価格帯のコメがほとんどなく、価格重視派か味にこだわる派に分かれることになりそうです。

価格重視派

家計を守るために備蓄米やブレンド米を選ぶ人が増加。味よりもコストを優先する傾向が強まります。

こだわり派

高くてもブランド米を選びたい層は一定数存在し、「少量でもおいしい米を食べたい」という嗜好が根強いです。

まとめ

・現時点では新米が出てもほとんどコメは安くならない。
・ブランド米がほとんどで、今後も高止まりの様子。
・中間価格帯のコメがほとんどなく、安いコメの価格重視派か高いコメの味にこだわる派に分かれることになる。