うちの近所では8月あたりから、スーパーなどで米の陳列が減り品薄状況が続きました。
9月中旬過ぎ位から、陳列されるが値上がりし(5㎏2000円以下だったものが3000円超)、
安いものが先に売り切れる状態。1家族一つの条件付きの注意書きもされてました。
しかし現在も新米でさえ3000円超に値上がり元に下がらないですよね。
家族に部活を頑張っている食べ盛りの学生等がいたら、米の消費量は凄いもの。
そこの親は米のやりくりが大変でかわいそうです。
8月時の農水省発表では新米が出れば供給と価格が落ちつくとの事、
新米出ても価格はあまり変わらないです。
なぜこのような状態になったのでしょう?そしてこの状況はいつまで?
スーパーに出回ってきたが高いまま なぜ?
品薄からの値上がりの理由は以下の影響のようです。
インバウンズによる需要量の増加→来年も影響有るのでは?
震災の影響による人々の買い占め→どこかで起きたらまた繰り返すのでは?
これで古米と新米の切り替え時と重なり品薄になったため、
農協や卸業者が需要量を考えて農家からの買取価格を上げました。
これによって値上がりになってしまいました。
新米が出たら元に下がるでしょう、という噂があったが実際は変わりません。
現在、近所のスーパーは現在3000~3500円/5kgです。2000円台の物があると思ったら4kgで
販売でした、気を付けましょう。
私の実家の知り合いの米農家も値上げして、いつも買っていたのにとぼやいてました。
私は今まで米が安すぎたので?と思いました。
田植えや刈り取り手伝ったことあるが割に合わないと感じました。
肥料や燃料も値上がったので米農家が儲かるのはよいが、卸業者が儲かってるのはちと残念。
今後の米離れを懸念します、米以外で主食に代わるものが出たら一気に米離れが進み、
米農家が減ってしまうかも。
スーパーに出回ってきたが高いまま いつまで?
品薄は既に解消されつつありますが、米の値上がり状態は今年の12月くらいまで続きそうです。
その理由は以下です。
・農協や卸業者が需要量を考え農家からの買取価格を上げ、
これがしばらく続くと言われている。
・精米済米の美味しい時期はせいぜい2ヶ月位が限度とのこと、よって10,11月に購入さざれず、
12月頃に需要が増えると予想出来るので。
来年も米不足が起きる?
来年も米不足の発生が予想されます。
今年と同じ古米と新米の切り替え時の8月辺りに、理由は以下です。
・備蓄米は出されない
夏に大阪知事が政府に備蓄米を要望しても、農林水産省は備蓄米を出す対応を拒否しました。
「価格が下がってしまう」や「供給が不足する時に行う、今は品薄なだけで徐々に緩和する」と。来年も備蓄米は出されないと思います。
・来年の供給量が割を食う
今年の新米から激戦になったので、来年はその分割を食うと予想。減反政策が続いているが実は需要と供給はほぼ同じレベルで、余剰分はあまり無いと思われる。
まとめ
今回のまとめは以下です。
・米の値上がり状態は12月くらいまで続きそう。
・来年も米不足の発生が予想されます。
追記
米は売り場に陳列されるようになりました、が価格は高いまま。。。
昨秋、前農水相は「近所のスーパーに聞いたら新米が出たらそのうち下がるよと言っていた」
「前例が無いので備蓄米の放出は考えていない」と言うのをTVで見ました。
備蓄米は災害時や不足時に放出らしく、不足という事態では無い認識との事ででした。
庶民は、米の不足が報道され店頭に米が無ければ、米不足と思うのでは。
米は実質、野菜や魚のように市場で価格が決まるのではないので、
まだ以下が続くことでしょう。
・米の値段は昨年夏から高いまま
・米不足は夏頃や災害時にまた発生する
→最近は、米価高止まりのニュースが多くなったこともあり、スーパーの陳列が減りました。
きっと米の確保に食べ盛りの子供とかがいるご家庭は死活問題ですよね。
でも今回の米高騰の中、自分の中で以下の考えになりつつあります。
・麵料理やパン食が増え、1年でほぼ倍以上の価格になった米に拘ることは無い。
・米はふるさと納税など利用で定期的に確保すればいい。
農水省は先日、備蓄米放出を可能な限り早急に行うとの発表をしました。
21万tの量の米が不明等ありましたが、卸業や外食関連が米農家から確保したとの噂が
出ています。
農水省は世論に動かされたのもありますが。。。放出はするが価格は安くするとは言っていません。
これからの米価格の動向に注目しましょう。