古古古古米とは?「ここここまい」の実態や使い道、いくらで入手をわかりやすく解説!

雑記

先日から政府が備蓄米の放出(随意契約)を決めました。
最近のブランド米と比較すると半額以下の格安価格で店頭に並びましたね。

現在「古古米(ここまい)」(2022年産)が販売されていますが、「古古古米(こここまい)」(2021年産)の契約もされました。現農水相の試食シーンで味は全然問題ない、と話題になってましたね。

そして追加の備蓄米を放出することになし、「古古古古米(ここここまい)」(2020年産)が放出発表がありました。

本記事では「古古古古米」の実態と、いつ・どこで入手できるのかを解説します。

「古古古古米(ここここまい)」とは?

「古古古古米(ここここまい)」とは、政府や自治体が備蓄している古いコメの中でも、4年以上経過した米を指す俗称です。ここでは2020年産になります。
※「新米(しんまい)」(2024年産)「古米(こまい)」(2023年産)

古古古古米の発表とは?

通常、備蓄米は3年以内に入れ替えるルールがありますが、入札が不調だったり、需要が少なかったりすると、4年以上倉庫で保管された米が発生します。これを「古古古古米」と呼びます。

どこが発表する?

・農林水産省や各自治体が放出(販売)情報の公表
例「令和○年○月○日、農林水産省が令和元年度産米(古古古古米)を飼料用・
加工用として公表・販売開始」
この場合、官報や農水省のHP、米穀流通関係の情報サイトなどに情報が掲載される。

・市場や業界ニュースでの報道
新聞・業界紙・流通サイト等で「今年も古古古古米が出た」と報じられるケース。

・公的備蓄の入札(売却)情報としての発表
「政府米売却公告」として、「○○年産、在庫4年超」のように記載され、一般競争入札や随意契約の形で業者向けに売却される。

古古古古米の使い道

炊飯用(家庭用)としては基本的に流通しない。
保管中に味や香り、粘りが劣化しており「古米臭」が強いことも。
一般家庭には「特売品」などで一部出回る可能性はあるが、あくまで例外。

・家畜のエサ→一般的な用途、味、香りの劣化のため「飼料用米」として競売や随意契約で畜産業者に提供される。

・加工用食品→以下製品の原材料として使われる
せんべい・あられなどの米菓
焼酎・どぶろくなどの蒸留酒
米粉(パンやうどん用の製粉)
味噌や醤油の発酵原料(場合によって)

・非常用・防災用→地方自治体や福祉施設で、防災訓練時の炊き出しなどに使われるケースあり。
古さを理由に食味は落ちるが、加熱すれば一応食用可。
一部イベントや学校教材での使用実績も。

古古古古米の価格

基本的には店頭に並ばない様です。

備蓄米として一般向けに販売される場合、まさに今ですが、1800~2100円/5キロ程度が予想されます。

飼料用では83円/5キロ(卸売り価格)とのこと。

入手するには?

個人では入手困難で企業や農家向けが主。
稀に自治体が災害備蓄の入れ替えで安価販売、今ですよね。

一部スーパーや量販店、コンビニを通じて小売形態で提供される予定。

ニュースやSNSやスーパー情報をまめにチェックしましょう。

まとめ

・「古古古古米(ここここまい)」とは、政府や自治体が備蓄している、4年以上経過したコメを指す。

・備蓄米補放出は、農林水産省や各自治体、市場や業界ニュースで発表されます。

・古古古古米の使い道は、家畜のエサや加工食品の原材料(せんべい,あられ,味噌,醤油)、
非常用の備蓄米。

・備蓄米として一般向けに販売される場合、1800~2100円/5キロの見込み。

・入手先は、スーパーや量販店、コンビニで1~5キロの見込み。

今後も備蓄米やブランド米の販売状況を注目していきます。

 

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